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照明器具のデザイン
条件
椅子か照明のデザインを自由に行う。
材料
MDF、木材
概要
この照明器具は優しい光を放つという点と、見る位置によって違った印象を受けるという点を主眼にデザインを行った。
まず、遠くから見ると水平な板は目立たず、蝋燭の炎のような光のシルエットが浮かぶ。そこからすこしづつ近づいていくと今度は光のリングが浮かんでいるのが見え、すぐ近くまで寄ると今度はぼんやりと光っていることがわかるのみになる。その効果により、遠くから見たときは強く光っているように見え、近づくと弱い光に見えるため、遠くからでもわかる存在感と近くでも目障りではないという性質を併せ持っている。
また、板と隙間は、筬欄間において美しいとされる1:3の比率で構成している。このことにより、内側の光のシルエットとは別に外側の規則的な円柱形の構造を美しく見せている。
さらに、水平な円盤はMDFをレーザーカッターで加工したものであるが、その加工跡である黒い焦げを意匠に取り込んだ。
三年後期 授業課題 (2018)
学生インテリアデザインコンテスト 最優秀賞受賞作品
遠くから見た様子
少し近づいた所から
すぐ近くからの様子
中を下から覗いた様子
設計はFusion360にて行い、レンダリングで光の見え方を事前に確認して製作した。(以下はその様子)
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